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先発QBクックのバックアップはマグロインの予定
2017年01月08日(日) 04:36マット・マグロインが先発することはないが、オークランド・レイダースのクオーターバック(QB)陣に新たな負傷者が発生した場合に備え、現地7日(土)に行われるヒューストン・テキサンズ戦をサイドラインから見守る。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、マグロインはバックアップQBを務めることになるようだ。左肩を負傷中のマグロインはクエッショナブル登録されており、今週の練習は限定メニューにとどまっていた。
レイダースのQBはコナー・クックが先発する。新人QBのクックは今回がキャリア初の先発出場だ。『NFL Research(NFLリサーチ)』調べによれば、レギュラーシーズン中に先発したことがなく、プレーオフの試合で先発するQBは過去25年間でクックが3人目とのこと。最初の1人が1992年のフランク・ライク、2人目が2012年のジョー・ウェッブだ。
サンプルの大きさは微差にすぎないが、レギュラーシーズン第17週に対戦したデンバー・ブロンコスとの一戦で、マグロインは4ドライブ、クックは9ドライブでプレーし、新人QBがバックアップQBを上回っている。当時、シーズンを通してそれほど多くの練習を経験していなかったクックを不安視する声もあったものの、マグロインよりも優れた身体能力と肩の強さを示してみせた。
レイダースはマグロインがバックアップに入れなかった場合を想定してギャレット・ギルバートを練習生として確保している。この非常事態に、ギルバートのような練習生よりも負傷を抱えるマグロインの方が成功のチャンスを生み出す可能性が高そうだ。