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レイブンズ、ローマンをコーチに迎えランゲーム改善へ

2017年01月13日(金) 13:28

バッファロー・ビルズ時代のグレッグ・ローマン【AP Photo/Bill Wippert, File】

ボルティモア・レイブンズは守備コーディネーター(DC)マーティ・モーニンウェグの続投を決めた一方、攻撃面に関してはランゲーム戦でのチーム改革のため、2016年とは大幅に人員を入れ替える方針を決めた。

レイブンズは新たにバッファロー・ビルズやサンフランシスコ・49ersで攻撃コーディネーター(OC)を務めたグレッグ・ローマンをシニア攻撃アシスタントおよびタイトエンド(TE)コーチとして招聘(しょうへい)したと発表。

これはレイブンズによる興味深い試みだ。今シーズン、第3週にローマンに代わってアンソニー・リンがOCに就任するまで、リーグでも群を抜いてランゲームのうまいビルズがそのポテンシャルを発揮することはなかった。一方、49ers在籍時のローマンは攻撃陣にあらたな境地を開拓し、OCを務めた4シーズン全てでアテンプト数、ヤード数はリーグトップ10に入っている。

レイブンズヘッドコーチ(HC)のジョン・ハーボーは2017年シーズンに向け、バランスのとれた攻撃スタイルが必要だと公言し、先週には次のように語っていた。

「マーティはランゲームを熟知している。私もランゲームが重要になると信じている。このチームのランゲームはまだまだ十分戦えるレベルでなはい。特に、ここ2年間はほとんど機能してこなかった。今こそ変わるべき時なんだ」

ブロックとランゲーム改善のため、レイブンズが初めに取った対策がローマンの獲得だった。レイブンズが次に取る対策は、おそらく、ランニングバック(RB)のテレンス・ウエスト、ケネス・ディクソンをしのぐスピートと機敏性を持ち合わせたプレーメーカーの獲得だろう。