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【2016年ディビジョナル】残り3秒から決勝FGを決めたパッカーズがNFC決勝へ

2017年01月16日(月) 10:45

グリーンベイ・パッカーズのメイソン・クロスビー【AP Photo/LM Otero】

現地15日(日)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドは第1シードのダラス・カウボーイズが第4シードのグリーンベイ・パッカーズをホームに迎えて対戦した。レギュラーシーズンから7連勝中のパッカーズはクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが好調をアピールし、前半から優勢に試合を進めていく。カウボーイズが残り4分で同点に追いついた時には延長戦に突入かと思われたものの、終了間際にパッカーズがフィールドゴールを成功させ、34対31で勝利を収めている。

立ち上がり、カウボーイズはキッカー(K)ダン・ベイリーが50ヤードフィールドゴールを決めて先制点をあげる。パッカーズはQBアーロン・ロジャースからタイトエンド(TE)リチャード・ロジャースへの34ヤードタッチダウンパスで応戦すると、次の攻撃でも、ランニングバック(RB)タイ・モンゴメリーがエンドゾーンに持ち込んで14対3とリードした。QBロジャースがパスを次々に決めて再び敵陣に攻め込み、RBタイ・モンゴメリーがこの試合2つ目のタッチダウン。カウボーイズもQBダック・プレスコットからワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントへの40ヤードパスでタッチダウンに成功し、次の攻撃ではフィールドゴールを決めている。スコアは21対13とパッカーズがリードして前半を折り返した。

第3クオーターではパッカーズTEジャレッド・クックがタッチダウンして追加点を得る。カウボーイズは次の攻撃で敵陣19ヤードまで攻め込むが、QBプレスコットのパスをストロングセーフティ(SS)マイカ・ハイドがインターセプト。しかし、パッカーズも敵陣38ヤードまで進んだところで、QBロジャースが放った深いパスをSSジェフ・ヒースにインターセプトされてしまう。

第4クオーターに入ると、カウボーイズがTEジェイソン・ウィッテンへのタッチダウンで8点差に追い上げる。パッカーズの攻撃がパントに終った後、カウボーイズはWRブライアントへのパスでタッチダウン。2ポイントコンバージョンはQBプレスコットが自ら持ち込んで、ついに28対28の同点に追いついた。残り1分38秒でパッカーズKメイソン・クロスビーが56ヤードフィールドゴールを決めた後、カウボーイズも52ヤードフィールドゴールに成功。しかし、残り3秒、パッカーズが51ヤードフィールドゴールを決めて試合終了の時を迎える。NFC決勝へと進出したのは34対31でカウボーイズを下したパッカーズだ。

パッカーズQBアーロン・ロジャースはパス43回中28回成功、356ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。RBタイ・モンゴメリーは47ヤード、2タッチダウンをマークし、TEジャレッド・クックは104ヤード、1タッチダウンを記録した。

カウボーイズQBダック・プレスコットはパス38回中24回成功、302ヤード、3タッチダウン、1インターセプト。RBエゼキエル・エリオットは125ヤードを走り、WRデズ・ブライアントは132ヤード、2タッチダウンを記録している。

パッカーズは来週のNFC決勝でアトランタ・ファルコンズと対戦する。