今週末、シアトル・シーホークスとの地区ラウンド対決を制したアトランタ・ファルコンズだったが、この試合でディフェンス陣の要を1人失うこととなった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはファルコンズが36対20で勝利を収めたシーホークス戦でディフェンシブエンド（DE）エイドリアン・クレイボーンが二頭筋を断裂し、今後プレーオフに出場することはないと報じた。この試合前半に負傷したクレイボーンはハーフタイム後も試合に復帰することはなかった。

13試合で4.5サックを決めているクレイボーンは今シーズン、チーム内でも2番目に良い成績を収めている。NFLデビューからの4年間をタンパベイ・バッカニアーズで過ごしたクレイボーンは、その間にクオーターバック（QB）から13テイクダウンを奪っている。

クレイボーンが戦線を離脱し、次戦に向けてラインバッカー（LB）ビック・ビーズリーの相方となる新しい人員を補充する必要があるファルコンズ。2年目のビーズリーは15.5サックを決めて大ブレークした。しかし今シーズン、チーム内に3サック以上を記録した選手はビーズリーとクレイボーン以外にはいない。

【その他、現地15日（日）までに判明している各チーム故障者情報】

1．グリーンベイ・パッカーズのセーフティ（S）モーガン・バーネットがダラス・カウボーイズ戦で大腿四頭筋（だいたいしとうきん）を痛めて試合を離脱した。

2．カウボーイズのLBデイミアン・ウィルソン（足首）、コーナーバック（CB）モリス・クレイボーン（脇腹）は復帰にクエッショナブル。