アトランタ・ファルコンズの今シーズンはまだ終わっていないものの、チームの攻撃コーディネーター（OC）は他チームにも関心があるようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地16日（月）、自身の持つ情報筋からファルコンズOCカイル・シャナハンは今のところ、サンフランシスコ・49ersへの関心度が1番高いことが判明したと報じた。

ラポポートによれば、49ersはシャナハンに対して個人的なアプローチを仕掛けているものの、正式なオファーはシャナハンのシーズン終了を待たなければならないようだ。ファルコンズのヘッドコーチ（HC）ダン・クインが就任した際も同様だった。クインはかつてシアトル・シーホークスの守備コーディネーター（DC）を務めており、チームが第49回スーパーボウルでニューイングランド・ペイトリオッツに敗戦を喫するまではファルコンズからの正式なオファーを受けなかった。

これらの動きに付随してペイトリオッツOCのジョシュ・マクダニエルは月曜日、集まった記者に対して「今の段階で言えるのは、家族や私にとってここにとどまることがベストだということ」と発言している。

ただし、今週に入ってラポポートはシャナハンとマクダニエルの双方が49ersにとっての候補だと報道。また、シーホークスでアシスタントを務めているトム・ケーブルも候補者として浮上している。

ファルコンズファンにとってはシャナハンへの興味が尽きないことだろう。スーパーボウル制覇を成し遂げたマイク・シャナハンの息子であり、2016年にファルコンズ旋風を巻き起こした張本人でもある現ファルコンズOCシャナハンの行先は一体どこになるのだろうか。

土曜日に開催されたシーホークスとのプレーオフ戦も含め、ファルコンズは5試合連続で30点以上のスコアをマークしている。クオーターバック（QB）マット・ライアンは今シーズンの最有力MVP候補と称され、チーム攻撃陣はリーグ中で最高クラスの破壊力を持つ。

新コーチ探しには忍耐力も必要だ。来シーズン、若き天才的頭脳の持ち主が49ersの指揮を執る可能性はある。もしそうなれば、49ersファンは再びプレーオフ進出の希望を持ち始めるだろう。