アトランタ・ファルコンズが第51回スーパーボウルにおけるユニフォームの色を選択した。仮に最近のジンクスを信じるのであれば、これは誤った選択だったかもしれない。

ファルコンズの広報は現地2月5日（日）にテキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで開催される大舞台で、同チームが赤のユニフォームを着て試合に臨むことを発表。対するニューイングランド・ペイトリオッツは白いユニフォームに身を包む。

ここで面白いジンクスを紹介しよう。直近のスーパーボウルで白いユニフォームを着たチームは12戦中11勝を収めているのだ。

AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）覇者とNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）覇者が毎年交互に“ホーム”チームとなるスーパーボウル。今年はNFCに属するファルコンズがそのチームとなり、ユニフォームのカラーを選択する権利を得ていた。白のユニフォームを着たカンファレンス覇者が黒星を喫したのは、2011年の第45回スーパーボウルでピッツバーグ・スティーラーズがロード用のユニフォーム（白）を着用してグリーンベイ・パッカーズに敗れた試合が最後。

ファルコンズが前回スーパーボウルに出場した際には黒のユニフォームをまとい、デンバー・ブロンコスに大敗を喫している。2002年以降、ファルコンズが黒のユニフォームを着ることはなくなったため、今回の選択肢に黒はなかった。過去のスーパーボウルでペイトリオッツがどういった色のユニフォームを着ていたかを調査し、ブログにでも書いてみれば面白いだろう。しかし、ペイトリオッツが白のユニフォームを着用してスーパーボウルに出場した際の勝敗は2勝1敗であることは覚えておいてほしい。

ペイトリオッツには一色、今後絶対に着ないであろう色がある。レギュラーシーズン全勝（18－0）で臨んだ第42回スーパーボウル、ニューヨーク・ジャイアンツにまさかの王座を奪われた。その時、ペイトリオッツのヘッドコーチ（HC）ビル・ベリチックがサイドラインで着ていたのが “赤”のパーカーだった。

2月5日、“赤”を選択してしまったファルコンズにどんな結果が待ち構えているのだろうか。