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WRビクター・クルーズがパンサーズを訪問

2017年02月21日(火) 12:59


元ニューヨーク・ジャイアンツのビクター・クルーズ【Todd Rosenberg via AP】

現地2月13日(月)に7年間プレーしたニューヨーク・ジャイアンツを解雇されたワイドレシーバー(WR)ビクター・クルーズが、新天地を探す旅を始めた。最初の目的地はWRを必要とするカロライナだ。

クルーズが現地20日(月)にカロライナ・パンサーズを訪問したと『NFL Network(NFL ネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じている。

2010年のプレシーズンで活躍し、それ以来ジャイアンツの頼れるWRとしてプレーしてきたクルーズ。2014年から2015年にかけてケガに悩まされるも、昨シーズンは3番手WRとしてレシーブ39回、586ヤード、1タッチダウンと調子を取り戻しつつあった。クルーズとしては決して満足のいく活躍が残せなかった昨シーズンだが、まだまだプレーできることは十分に証明できた。

一方のパンサーズは無制限フリーエージェントとなるWRテッド・ジンJr.や、クオーターバック(QB)キャム・ニュートンの好ターゲットとなっていたWRコーリー・ブラウン(制限付フリーエージェント)の代役となるWRを探している最中だ。ジンJr.同様にクルーズもスピードを生かすことのできるWRであることは、パンサーズにとって魅力的なはず。『Spotrac.com』によると、パンサーズのサラリーキャップは約5,000万ドル(約56億8,000万)あると言われており、ジンJr.よりもクルーズの方が安く契約できることもパンサーズにとっての利点となると考えられている。

パンサーズ以外にもクルーズは話し合いを重ねていくと見られており、フィラデルフィア・イーグルス、タンパベイ・バッカニアーズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、ボルティモア・レイブンズが現段階では候補に挙げられている。次にクルーズのサルサダンスが見られるのはどこになるのだろうか。