再建を目指すカロライナ・パンサーズのオフシーズンがついに幕を開けた。

現地21日（火）、パンサーズはフルバック（FB）マイク・トルバートの放出を発表。トルバートはサンディエゴ・チャージャーズ（現ロサンゼルス・チャージャーズ）で4年間を過ごした後、過去5シーズンをパンサーズとともに歩んできた。

ヘッドコーチ（HC）ロン・リベラはチームの公式サイトで「彼のキャリアの大半を通してマイクのコーチができたことを本当に幸運だと思っている。彼がうちのオフェンスの強化になると考えていたので、2012年は彼の獲得を目指していた。彼の加入は本当に大きな実りとなった。素晴らしいエネルギーとリーダーシップをもたらしてくれた彼の今後の活躍を願う」とコメントしている。

昨年3月に2年契約を締結したトルバートはあと1年の契約が残っており、トルバート放出により、パンサーズは172万5,000ドル（約1億9,600万円）のサラリーキャップをセーブできる。

プロボウルに3度選出された経歴を持つトルバートは通算992ヤード、13タッチダウンラン、771レシーブヤード、6タッチダウンキャッチを記録している。昨シーズンは35キャリー、114ヤード、レシーブ10回で72ヤードをマークしたほか、1タッチダウンを挙げた。

また、パンサーズはディフェンシブタックル（DT）ポール・ソリアイとも袂を分かった。ソリアイは昨年にパンサーズと契約し、10試合に出場しながらも、わずか8回のタックルにとどまっている。ソリアイ放出でチームがセーブ可能なサラリーキャップは250万ドル（約2億8,400万円）だ。