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ジャガーズが元テキサンズのCBボウイェと5年契約
2017年03月10日(金) 11:13ジャクソンビル・ジャガーズのオーナーであるシャド・カーンは現地8日(水)、ここ数年間のチームの成績を受け入れがたいものだと公にコメントした。
その24時間後、同チームはフリーエージェントで才能ある若き守備選手を獲得している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ジャガーズは元ヒューストン・テキサンズのコーナーバック(CB)A.J.ボウイェと5年6,750万ドル(約77億7,000万円)で契約を結んだとのこと。この契約により、最初の3年間でボウイェには4,400万ドル(約50億円)が支払われることになる。
ドラフト外からNFL入りした25歳のボウイェはここ2シーズン、リーグでも最高峰のCBとして活躍。2016年の大活躍によってテキサンズの予算額を大幅に超える選手となってしまったのだ。バッファロー・ビルズからニューイングランド・ペイトリオッツへの移籍がうわさされるCBスティーブン・ギルモアと並び、ボウイェは今春に最高額を支払われるCBの一人になると見られていた。
新ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローン政権ではボウイェと2016年ドラフト1巡目指名のCBジェイレン・ラムジーを含むセカンダリー陣を中心に堅い守備陣が形成されることになる。同チームにはまた、元ダラス・カウボーイズのセーフティ(S)バリー・チャーチの加入も予想される。
当初、リーグによる評価が低かったボウイェも今や注目の選手に選手に成長した。デプスチャート上ではなかなか日の目を見ることのなかった同選手だが、いよいよその実力をいかんなく発揮できる時が来たのだ。