パンサーズ復帰のDEペッパーズが活躍を約束
2017年03月16日(木) 13:00グリーンベイを離れたディフェンシブエンド(DE)ジュリアス・ペッパーズがカロライナに凱旋する。ペッパーズにはまだ、MLBのデレク・ジーターが受けたような壮大な引退の儀式は必要なさそうだ。
地方紙『The Charlotte Observer(ザ・シャーロット・オブザーバー)』によれば、カロライナ・パンサーズでの役割がどうなるのかと問われたペッパーズは現地15日(水)、地方ラジオ局『WFNZ-AM』に対して「それに関してはまだ何も話し合っていない。今言えることはキャリアを終えるために戻るのではないということ。俺は活躍するために戻るし、チームに貢献するためにプレーする。先発で出場し、チームの勝利に貢献することが求められる」と答えたという。
少なくともパンサーズはペッパーズの活躍を期待している。現在37歳のペッパーズは、年齢にかかわらずどんな時でも結果を残してきた。多くの選手が30代に入る際に経験する急激な衰えの兆候を見せないペッパーズ。パッカーズで過ごした2シーズンでも18サック、4ファンブルフォースをマークしている。
プレーオフ進出を切望するパンサーズは2015年当時の陣形に賭けている。すなわち、賢明なベテランプレーヤーをチームに加えて若手を率いるという方法だ。ペッパーズはすぐさまパンサーズのディフェンシブエンド(DE)として先発出場を果たすだろう。
ペッパーズがいる限り、期待を越えて活躍し続けるベテランを無駄に持ち上げるのはばかばかしく思える。彼らは期待に応えるべくして応えているのだ。
ノスタルジーめいたものを感じさせる全ての始まりの地に戻った今も、ペッパーズはさらなる現役続行を否定していない。
そんなペッパーズは「今のところは1年契約だが、今年の終わりが良い感じだったら当然(現役続行)するだろう」と語っている。