盗難されたブレイディユニフォームがペイトリオッツの元へ
2017年03月24日(金) 12:18ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディが第49回スーパーボウルと第51回スーパーボウルで着用したユニフォームが――窃盗の容疑者であるマウリシオ・オルテガから――ペイトリオッツへと返還される。
この捜査の主体となったFBIボストン支局は『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントを通じて次のように述べている。
「本日、FBIボストン支局はペイトリオッツのMVP選手であるトム・ブレイディが第49回スーパーボウルおよび第51回スーパーボウルで着用したユニフォームをチームとNFL側に返還する。われわれもフットボールファンにとってこれがどれほど重要なことであるかは理解している。そして、フォックスボロにこのユニフォームを届けられることを光栄に思っている」
#FBI visits NFL's Gillette Stadium to return recovered Super Bowl jerseys worn by @Patriots MVP Tom Brady https://t.co/BBAA8T3pSg pic.twitter.com/3XZBm77cau
— FBI Boston (@FBIBoston) 2017年3月23日
また、ペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトもこの件に関してこう語った。
「第51回スーパーボウルのユニフォーム捜索に携わったFBIやメキシコ当局、そして地方関係者の方々には心から感謝している。また、ペイトリオッツとNFLセキュリティが合同で調査を行い、第49回スーパーボウルのユニフォームも発見できた。今日、両方のユニフォームがジレット・スタジアムに戻って来るということは本当に喜ばしいこと。これは一つの機関が単独で調査をしていても不可能なことだったはず。米国とメキシコの両サイドが協力し合った結果、盗難にあったユニフォームを発見することができた。今回の件はわれわれにチームワークの重要性を改めて感じさせてくれると同時に、全員が一丸となれば不可能なことはないということも教えてくれた。関係者全員に感謝している。ニューイングランドにトムが帰って来た時、彼の喜ぶ姿を見るのが楽しみだ」