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シーホークスGMのコメントに動じないシャーマン

2017年04月06日(木) 12:06


シアトル・シーホークスのリチャード・シャーマン【AP Photo/Phelan Ebenhack】

シアトル・シーホークスのコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンを取り巻く状況にまた少し変化が起きた。

シャーマンが将来的にシーホークスの一員としてプレーしていくかは不確かだ。これはシーホークスのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・シュナイダーも地元ラジオ『KIRO-AM』のインタービューでも認めている。シャーマンのようなリーグトップの実力を持った選手の将来についてチームのGMが包み隠さずメディアに対して語るのは珍しい。

周知の通り、シャーマンは決して意見を心に秘めておくタイプではない。シュナイダーのトレードも視野に入れているというコメントも黙って受け入れるとは考え難い。NFLのデータ分析サイト『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』のサム・モンソンが『Twitter(ツイッター)』で投稿したツイートに返信する形でシャーマンは自らの思いを打ち明けている。

モンソンが「リチャード・シャーマンはキャリアを通して12回しかタッチダウンを許していない。シャーマンと同年にドラフトされたパトリック・ピーターソンは29回だ。自分だったらシャーマンをトレードすることはしない」とつぶやくと、シャーマンは「サム、君の言う通りだと思うよ」と返した。

シャーマンは事実を強調して自身の価値を改めてファンとチームに訴えているのだ。さらに、過去に確執があったピーターソンに向けてメッセージを送っているともとれる。

シュナイダーは“For Sale(売り出し中)”と書かれたサインを掲げながらシャーマンのトレード先を探し続けている状況だ。2017年シーズンにシャーマンがシーホークス以外でプレーする可能性も十分ありそうだ。