4月27日（木）から29日（土）にフィラデルフィアで開催される2017年ドラフトを前に、ボルティモア・レイブンズのジェネラルマネジャー（GM）オジー・ニューサムはベテランのフリーエージェント（FA）選手獲得に興味を示している。

センター（C）ニック・マンゴールド獲得についてニューサムGMはチーム公式サイトを通じ、「われわれは動き出している。答えは“イエス”、高い可能性がある」と述べた。ニューサムはマンゴールドがレイブンズを訪れた後にこのコメントを発している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えるところによると、その場で契約を結ぶには至らなかったものの、両サイドはその後も継続してコンタクトを取り続けており、いずれは契約に至るだろうとのことだ。

これは双方にとって理想的な契約に違いない。

Cジェレミー・ズッタをトレードでサンフランシスコ・49ersに放出したため、レイブンズはジョン・アーシェルの新たな相棒を必要としていた。もしマンゴールドの足首が完全に回復していれば、彼は今までと変わりなく屈強で有能なベテランブロッカーとなるはずだ。昨シーズンまでのマンゴールドは3年連続でプロボウルに選出されている。マンゴールド獲得によってレイブンズが目指すはプレーオフ進出だ。

変革のオフシーズンとなっているレイブンズはこれまでにズッタやティミー・ジャーニガンをトレード、エルビス・デュマービルを放出し、スティーブ・スミスとザック・ オアーの引退を見届けている。また、リッキー・ワーグナー、ローレンス・ガイ、カイル・ユーズチェック、カマー・エイケンをFAで失った。

ニューサムGMは大金をはたいてノーズタックル（NT）ブランドン・ウィリアムズを獲得し、トニー・ジェファーソン、ダニー・ウッドヘッド、ブランドン・カーもチームに加えた。

レイブンズの次なる狙いはプロボウル7度出場のベテランブロッカー、マンゴールドに定まっているようだ。