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RBリンチとレイダースのデッドラインはドラフト日か

2017年04月19日(水) 11:17


マーショーン・リンチ【AP Photo/Ted S. Warren, File】

一見するとランニングバック(RB)マーショーン・リンチのオークランド・レイダース入りは容易なようにも思えるのだが・・・。

レイダースとリンチは相思相愛の関係だ。レイダースはパワーバックを欲しており、“ビーストモード”ことリンチは地元チームでの復帰を希望している。

先週には両者間の契約締結は間近であり、シーホークスとのトレード話が早められるとうわさされていたものの、現段階で正式に決定していることはまだ何もない。

デッドラインはおそらく“あの日”となりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地18日(火)、“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”の中でドラフト日――4月27日(木)から29日(土)にかけてフィラデルフィアにて開催――がリンチにとって契約締結のデッドラインになるだろうと語った。

ラポポートは「現在、マーショーン・リンチとオークランド・レイダースとの間には何の合意もない。チームはオフシーズントレーニング開始日であった昨日までに契約を詰めたかったはず。それゆえ、現実的な争点となるのはドラフト日。レイダース側からすれば、木曜日の晩、あるいは、金曜日の晩に“よし、ではこのRBを獲得しよう。彼はわれわれにとって価値のある選手。このRBと共に躍進していこう”となるのも実際には可能なのだ。そして実際にそのRBを獲得してしまえばリンチのレイダース復帰はなくなる」と発言している。

“デッドライン”はさまざまな動きをもたらす。ドラフトまで10日を切った今、どちら側がその強気な姿勢を崩すことになるのだろうか。もしレイダースがドラフトでパワーバックを獲得しなかった場合、リンチサイドの交渉が有利に進むのは目に見えている。