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セインツ、CBバトラー獲得は見送る意向
2017年04月25日(火) 11:26ニューイングランド・ペイトリオッツはテンダーオファーを受諾したコーナーバック(CB)マルコム・バトラーをトレード要員として使うことができる。一方、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックもプロボウルに選出されているほどの実力を持つバトラーをそう簡単には手放したくないはずだ。
日本時間4月28日(金)にフィラデルフィアで行われるドラフトを前にバトラーがトレードされる可能性は低いと見られている。オフシーズン序盤にはニューオーリンズ・セインツが制限付きフリーエージェントだったバトラーの獲得に乗り出したが、今回はトレード話を見送るようだ。
バトラーがセインツの元を訪れた際に両サイドは複数年契約を結ぶことで基本的に合意していたものの、最終的に契約は交わされなかったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは報じている。セインツとHCショーン・ペイトンが大金を投じる価値をバトラーに見いだせなかったのが原因だったのかもしれない。
トレードの代わりにセインツはドラフト全体11位、32位、42位指名権をキープする意向のようだ。セインツは上位指名権と引き換えにバトラーのトレードを成立させようとしていたという。
1巡目での指名権(11位、32位)に加え、2巡目指名権(42位)と3巡目指名権(76位、103位)を保持するセインツは、今回のドラフトで守備陣の補強を図りたいところ。今やバトラーのトレードは、数カ月前に比べてさほど重要視されていないのだろう。
ただし、ドラフト当日にバトラーのトレード話が再熱しないとは決して言い切れない。