タイタンズRBヘンリー、授業出席でチーム練習不参加
2017年04月27日(木) 12:52テネシー・タイタンズが現地27日(木)に開催されるドラフトに向けて準備を整える中、同チームはランニングバック(RB)デリック・ヘンリーとのコミュニケーションが取れていない。
ヘッドコーチ(HC)のマイク・ムラーキーは25日、ヘンリーといまだ会話をしていないことを明かした。アラバマ大学での授業を履修中であるヘンリーは参加自由のオフシーズンワークアウトにいまだ姿を現していない。
ムラーキーは地元紙『The Tennessean(ザ・テネシアン)』を通じて、「デリックとはまだ連絡を取れていない。全員スケジュールを把握している。チームの日程は皆知っているはずだからフォローする必要はない。デリックも皆と同様にスケジュールは把握しているはずだ」と語った。
続けてムラーキーは「このワークアウトは自主的なものだから、特に参加しなくてもいい。これは全員強制のものではない。このチームには良い選手がそろっているし、皆一生懸命取り組んでいる。私が知る限りでは彼は今学校に通っている。これに関してネガティブな要素は何もない」と述べている。
今シーズンのリードバックにはならないとされるヘンリーにとっては余計なお世話だろう。授業に出席するくらいの権利はヘンリーにもあるはずだが、今では記者の大群やチームメイトがその動向に探りを入れる。ムラーキーの言うことはもっともだが、参加自由のワークアウトであっても不参加であることでさまざまな汚名を着せられる可能性があるのは否定できない事実だ。セメスターが終了次第、ほぼ間違いなくヘンリーはフィールドに復帰するだろう。
始まったばかりであるオフシーズンプログラムの“フェーズ1”に参加せずとも、授業に出席できるのであればヘンリーの選択も悪いものではないはずだ。