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WRビクター・クルーズがジャガーズを訪問

2017年05月12日(金) 11:00


元ニューヨーク・ジャイアンツのビクター・クルーズ【Todd Rosenberg via AP】

ワイドレシーバー(WR)でフリーエージェントのビクター・クルーズが現地時間23日(火)にジャクソンビル・ジャガーズを訪問すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のキンバリー・ジョーンズが伝えている。

このニュースは『USA Today(USAトゥデイ)』が最初に報じた。

今年の2月にニューヨーク・ジャイアンツから放出された30歳のクルーズは、その数カ月前にカロライナ・パンサーズを訪問していた。来週月曜日にはクルーズがシカゴ・ベアーズも訪れる予定だとジョーンズは付け加えている。

ドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたクルーズは2010年にヘッドコーチ(HC)トム・コフリンの下でジャイアンツの即戦力として大活躍した。コフリンは現在ジャガーズの球団副社長を務めており、2人の関係性が今後クルーズの契約につながる可能性も否めない。

一方で、WRアレン・ロビンソンやWRマーキス・リーなどといった多数の有望WRを保持するジャガーズにとってクルーズは決して喉から手が出るほど必要な存在ではない。

ベテランのクルーズをチームに加えることで、若いWR陣を経験面でサポートさせるのがコフリンの狙いなのかもしれない。

今回の訪問で契約が決まったとしても、クルーズはファイナルカットを生き延びなくてはならない。それまでにクルーズが以前のようにプレーできるような健康状態にいることがカギとなるだろう。