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ビルズがアシスタントGMに元ドルフィンズのショーンを抜てき

2017年05月15日(月) 12:34


ジョー・ショーンとペイトン・マニング【AP Photo/Lynne Sladky】

バッファロー・ビルズの新ジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンは新アシスタントGMにジョー・ショーンを指名してGM就任後の初めての大仕事を完了させた。これはチームが正式に発表したもの。

カレッジスカウトやアシスタントディレクターを経て内部昇進を果たしたショーンは、2014年から2017年にかけてマイアミ・ドルフィンズの選手人事部門担当を務めていた。また、ドルフィンズでの5年間を国際スカウトとしても過ごしているショーン。2000年にカロライナ・パンサーズのチケットオフィスで働いたインターンがNFL界での最初の経験だった。その翌年の2001年にはアシスタントスカウト、その後は南東と南西地区を担当するスカウトとなっている。

ショーンはドルフィンズのフットボール事業担当兼副社長であるマイク・タネンバウムの下で従事した経験をビルズで生かすことになる。タネンバウムの指揮下、チームはランニングバック(RB)ジェイ・アジャイやワイドレシーバー(WR)デバンテ・パーカー、オフェンシブタックル(OT)ラレミー・タンシル、そしてコーナーバック(CB)のトニー・リペットやボビー・マッケイン、ザビエン・ハワードを獲得してここ最近のドラフトを成功させている。2001年から2008年にかけ、ショーンとタネンバウムの2人は同時期をパンサーズで過ごした。ビルズのビーンGMもまた2人と同様にパンサーズで過ごした時期が長く、ショーンはそんなGMと共にビルズ再建という重責を担っていく。

長いスカウト経験がビルズの選手を評価する際に必ず生きると考えたビーンが今回、ショーンに白羽の矢を立てたのだろう。