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シーホークスのバックアップQB候補にキャパニックやグリフィン三世ら

2017年05月16日(火) 10:42

コリン・キャパニック【AP Photo/Tony Avelar】

シアトル・シーホークスがエースクオーターバック(QB)のラッセル・ウィルソンのバックアップとしてベテランQBの獲得を計画している。

現地15日(月)に放送された『710 ESPN Seattle(710ESPNシアトル)』の中で、バックアップQBとしてコリン・キャパニックやロバート・グリフィン三世を獲得する可能性はあるかと尋ねられたヘッドコーチ(HC)のピート・キャロル。『ESPN.com』によれば、キャロルは次のように応じたという。

「われわれは全員を調査している。今、まさにその最中だ。チームに今何が起こっているかを整理しつつ、キャップやロースターの問題も考慮して適切な手順を踏んでいくつもり。率直に言えば答えは“イエス”。その2人についても調査を行っている」

シーホークスのQBデプスチャート上でウィルソンの次点に名前が挙がるのはドラフト外から獲得されたトレボン・ボイキン、ジェイク・ヒープス、スカイラー・ハワード。ウィルソンが過去に先発出場をしなかったことはないものの、先シーズンは隙だらけのオフェンシブライン(OL)によってケガを負った。

昨季はクリーブランド・ブラウンズで故障ばかりの残念なシーズンを送ったグリフィン三世に対し、今オフシーズン中に獲得の興味を示したチームはまだない。

一方、キャパニックの移籍先として今オフシーズン中にずっと名前が挙がっていたのはシーホークスだった。ここ2シーズンを通して不調のキャパニックは先シーズン、国歌演奏中に起立をしなかったことでさらなる批判を浴びている。

シーホークスの攻撃陣であればキャパニックの能力にも対応可能だろう。これまでもシーホークスは物事をはっきり言う選手を臆せず獲得してきた。ディフェンシブエンド(DE)マイケル・ベネットに至っては今年3月、『NFL Network(NFLネットワーク)』に対してキャパニックのようなリーダー的存在が必要だとの発言も行っている。