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ビルズ、選手人事部門の副社長にゲインを任命

2017年05月16日(火) 09:38

バッファロー・ビルズ【Aaron M. Sprecher via AP】

バッファロー・ビルズのフロントオフィスが様変わりしている。

カロライナ・パンサーズから抜てきされたブランドン・ビーンがビルズのジェネラルマネジャー(GM)に就任してから1週間も経たないうちに、同チームはヒューストン・テキサンズの選手人事部長であったブライアン・ゲインを選手人事の副社長に任命した。

数週間前にはダグ・ホエーリーの解任によって空席のできたGM職の面談を行っていたとされるゲイン。新GMビーンはゲイン任命の決定は“手さぐりの”人事だったと発言している。

ビーンはチームの公式サイトに対し、「普通に考えれば一番欲しかった役職ではないだろうが、ブライアンはチーム再建に尽力したいと熱くなっていた。私やジョーと共に仕事をすることが彼にとっては魅力的に思えたのではないか。私はブライアンをよく知っているし、リーダー的存在で信頼のおける彼がチームに貢献してくれることは間違いない」と語った。

過去にゲインはGM職に空席のできたサンフランシスコ・49ers、フィラデルフィア・イーグルス、シカゴ・ベアーズ、そしてニューヨーク・ジェッツとも面談を行ったことがある。

ビルズは今、オーナーのテリー・ペグラ、ホエイリー、レックス・ライアンの3人で体制を築いた暗黒時代からすさまじい勢いで脱却しようとしている。ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットの下、ビーン、ゲイン、そしてアシスタントGMのジョー・ショーンの就任が意味するのは、ようやくビルズがクリアーな職場環境の形成だけでなく、本気でポストシーズンを狙えるチーム作りを目指し始めたということだ。