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「OTアルバートとは音信不通」とジャガーズHCマローン

2017年05月15日(月) 13:40

ブランデン・アルバート【AP Photo/Alan Diaz】

ジャクソンビル・ジャガーズは今年3月、マイアミ・ドルフィンズとのトレードを経てレフトタックル(LT)のブランデン・アルバートを獲得した。だが、ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンはどうやらいまだに同選手と会話を交わしていないようだ。

マローンは現地13日(土)、記者に対して「彼のステータスを知れればいい。そうすればGMのデビッド・コールドウェルや他の誰かが質問してきても答えられるだろう。なぜイライラするかといえばそういうところ。“俺にはタグが付いている。俺はタグにサインするつもりはない。ワークアウトやトレーニング以外でここに来ることはない”など言ってくる選手を何人も見てきた」と語り、続けて「皆がどんな状況なのかくらいは把握したいし、そうあるべきだと思っている。何が正しいのか、正しくないのかは分からない。ブランデンと連絡が取れないのは事実。彼とまだ話をしていないのは本当だ」と明かした。

『The Florida Times-Union(ザ・フロリダ・タイムス・ユニオン)』によると、マローンHCがアルバートと会話をしたのはアルバートがエバーバンク・スタジアムを訪問した2月中旬と3月中旬のみである。アルバートはいまだにオフシーズンのワークアウトは行っておらず、これは契約内容への不満を表しているとも言える。

現時点でのワークアウトは全て自主参加型であるとは言うものの、2カ月間も新HCや新スタッフとの会話がないのはチームにとっては懸念すべき事案だ。トレーニングキャンプやオフシーズンの重要なプログラム期間が迫りつつある今の時期であれば特にそうだろう。

ランブロックに難ありだったジャガーズ攻撃陣にとってアルバート獲得は大幅な攻撃力アップにつながると期待されていた。アルバート獲得に付随してチームは先シーズンにLTとして15試合に先発したケルビン・ビーチャムへのオプション行使を拒否。また、チームは2017年ドラフト2巡目でアラバマ大学出身のOTキャム・ロビンソンを獲得し、OLのさらなる強化を図っている。