ジャガーズと新人契約を交わしたRBフォーネット
2017年05月18日(木) 12:42現地17日(水)、ジャクソンビル・ジャガーズは2017年ドラフト全体4位指名のレナード・フォーネットが契約書にサインしたと発表した。
1巡目指名権を行使したチームはフォーネットに対して5年目のオプションを保持することになる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは完全保証のこの契約にオフセット条項は盛り込まれていないと報じた。
身長約183cm、体重約105kgのフォーネットはルイジアナ州立大学時代、タックルを破壊するマシーンとして他チームからも恐れられた。ジャガーズ攻撃陣のバランスを取るためにもフォーネットのバックフィールドでの活躍をチームも期待している。ヘッドコーチ(HC)のダグ・マローンは先週末、チームはルーキーRBが攻撃陣にフィジカルでの“強さ”をもたらすと信じていると語っていた。
マローンは『ESPN』を通じて「レナードを指名したのは彼のポテンシャルの高さに期待したからだ。彼の能力がずば抜けているのは明らかだが、チームである以上、先発の役割は自らの手で勝ち取ってもらう必要がある。自身の能力の高さをわれわれに証明してほしい」と話している。
そうは言うものの、おそらくフォーネットは開幕から先発としてフィールドに君臨することになるだろう。同選手の能力はすでにT.J.イェルドンやクリス・アイボリー、コーリー・グラントのそれをしのいでいる。特にアイボリーに関しては存在自体がチームにとって必要ではなくなる可能性もある。
2017年シーズン開幕からクオーターバック(QB)ブレイク・ボートルスにのしかかるプレッシャーはフォーネットの存在だけでもかなり軽減されることだろう。