ジェッツがプレシーズンのインターンとして女性コーチを起用か
2017年05月27日(土) 13:21ニューヨーク・ジェッツがチーム初の女性コーチ起用に向けて動いている。
『The New York Daily News(ザ・ニューヨーク・デイリー・ニュース)』が報じたところによると、女子アメリカンフットボールの独立リーグに属するニューヨーク・シャークスでプレーヤーとしてもコーチとしても活躍し、マーケティング担当役員を務めるコレット・スミスを雇いたがっているという。スミスは今夏、プレシーズンのインターンとしてディフェンシブバック陣を指導すると伝えられている。
「とんでもないことね。恐れ多いけれど誇りに思うわ」と同紙に語ったスミスは「これはどのNFLチームでも起こり得ること。それが現実になっただけで、ただ、自分の大好きなニューヨーク・ジェッツだってことが信じられない。そのせいで事実以上に大事だと感じてしまうの。きっと神様はペイトリオッツじゃダメと言っていたんだと思う。でも、もしそうなっていたら行っていたと思うけれどね」と続けた。
NFLではこれまで、アリゾナ・カーディナルスがジェン・ウェルターをプレシーズンのインターンコーチとして起用したほか、キャスリン・スミスはバッファロー・ビルズでスペシャルチームのクオリティコントロールコーチを務めたことがある。ウェルターはNFL史上初の女性コーチ、キャスリン・スミスはNFL史上初の常勤コーチとして歴史に名を残している。
ジェッツの一員に加わるコレット・スミスは「女性として、私たちの肩にはたくさんのことがのしかかっている。今の私にとってはそれがフットボールというわけ」とも話した。
「私にとってはこれが女性の権利を高める手助けになると思っている。夢は大きく、それを達成するために大きく羽ばたけ。いつか、フットボールチームに女性が加入したとして、それが大きなニュースにならなくなる日もくるでしょう。それがフットボールなのだと言える日が。その日が来れば今以上に誇らしく、名誉に思うでしょうね」