ドルフィンズQBタネヒルの膝は“100%”回復
2017年05月26日(金) 13:05マイアミ・ドルフィンズはOTA(チーム合同練習)を開始し、この練習にクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルも万全な状態で参加している。チームのエースQBタネヒルは現地25日(木)、記者に対して“100%”万全な状態であると語った。昨年12月にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を部分損傷したタネヒルは2016年レギュラーシーズンのラスト3戦で欠場を余儀なくされ、チームはその後ワイルドカードでピッツバーグ・スティーラーズに敗戦を喫している。
今シーズン中のタネヒルは膝にサポートを装着する予定だが、本人によれば動きに制限はないとのことだ。
タネヒルの膝が完治しているというニュースは今年2月の時点で報道されていたが、本人の口から自身の状態について一般に語られたのは今回が初めてだった。
エースQBが自身の膝と機動性に対して“完全なる自信”を持っていることは同選手とドルフィンズにとって間違いなく喜ばしいことだ。ヘッドコーチ(HC)にアダム・ゲイズが就任して初めてのシーズン、チームはチャド・ペニントン政権以来で初めてポストシーズンを経験している。また、運悪くエースQBを故障で欠くまでの間、タネヒルの効果的なパスとジェイ・アジャイによる地上戦の支配を礎に、チームの攻撃には独自のリズムが構築されつつあった。トレーニングキャンプに完璧な状態で姿をみせるであろうタネヒルがゲイズ率いるドルフィンズの攻撃陣にさらなる発展をもたらすに違いない。
【その他、25日までに判明している各チーム故障者情報】
1.昨年に脳震とうの影響でシーズン最後の6試合に欠場を余儀なくされたカロライナ・パンサーズのラインバッカー(LB)ルーク・キークリーが試合へのアプローチを変えることはない。
『ESPN』によれば、キークリーは「試合中はケガをすることを恐れてはならない。ケガを恐れることでスピードが遅くなり、結果、よりケガをする確率が高まってしまう」と発言し、続けて「常に全力でプレーしなくてはならない。ひるんだ時がケガをする時だ」と話したという。
チームメイトのオフェンシブタックル(OT)マイケル・オアーはOTAに参加しておらず、ヘッドコーチ(HC)のロン・リベラは記者に対し、オアーが脳震とうプロトコル中だと述べている。
2.地元紙『Baltimore Sun(ボルティモア・サン)』によると、ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは25日、LBのC.J.モズリーが今オフシーズン中に肩の手術を行ったと記者に明かしたようだ。ハーボーはモズリーに関し、長期の必要はいらなさそうだとも述べている。
ハーボーHCはまた、膝の手術を行っていたタイトエンド(TE)のマックス・ウィリアムズがトレーニングキャンプまでには復帰する見込みであることも伝えている。