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レイダース、RBリンチのOTAワークアウト参加を保留
2017年05月26日(金) 12:29“ビースト・モード”ことマーショーン・リンチはNFLに復帰したものの、いまだ練習フィールドに姿を現していない。
ランニングバック(RB)のリンチはOTA(チーム合同練習)をチームメイトとの会話やオークランド・レイダースの攻撃陣を知るための時間に充てている。チームは復帰したばかりのRBをまだフィールドへは立たせていない。
ヘッドコーチ(HC)のジャック・デル・リオは『ESPN.com』を通じて「もちろん、彼の状態は最高だ。われわれの要求にも見事に応えてくれる。彼はもうシステムを吸収し始めているし、チームにも溶け込んできている・・・何も問題はない。マーショーンはずっと前からここにいたような感じだ。本当に馴染んでいる」と語った。
1年間の休養期間を経たリンチを焦らせるようなことはしないレイダース。練習中にヘルメットすら与えられていないリンチだが、デル・リオはリンチが自発的なワークアウトに欠席する心配はしていない様子だった。
デル・リオは「マーショーンは“コーチ、ここが自分のホームです。だから、家に帰るためにしばらくの間いなくなるなんてことはないですよ”と言ってきた」と笑いながら語り、続けて「ここにいるのが本当に好きなんだろう。彼はレイダースの一員になれてとても興奮している様子だ。われわれも同様にわくわくしている」と明かした。
自発的なワークアウトを欠席する選手は多数いるが、レイダースには今のところリンチをフィールドに立たせるプランはない。 レイダースのヘルメットを着用した“ビースト・モード”がフルアクションを見せるのは、今夏の終盤になりそうだ。