シカゴ・ベアーズがベテランのワイドレシーバー（WR）をもう1人獲得した。

ベアーズは元ニューヨーク・ジャイアンツWRのビクター・クルーズと1年契約を結んだことを発表。クルーズは『Instagram（インスタグラム）』にベアーズのユニフォームに身を包んだ自身の写真を投稿している。

The Giants will forever be family. But for now, Bear down!!! 🐻⬇️

Victor Cruzさん(@teamvic)がシェアした投稿 – 2017 5月 25 11:34午前 PDT

「ジャイアンツは永遠のファミリー。でも今はベアーズで全力！」

このニュースは『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとキンバリー・ジョーンズが最初に報道した。

2月中旬にジャイアンツを解雇されて以降、クルーズはベアーズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、ボルティモア・レイブンズから興味を示されていたものの、実際に条件に合致したのはベアーズのみであった。ジャイアンツを手荒に放出されたクルーズは今オフシーズン、ここに至るまで契約を結ぶことはなかった。今週、ラジオ番組の中で先シーズンを振り返ったクルーズはジャイアンツのフロントによる意図的な嫌がらせが昨季の成績降下の原因であったと明かしている。

今オフシーズンにベアーズに加わる注目すべきWRはクルーズで4人目となる。チームはケビン・ホワイトとキャメロン・メレディスの補助要員として元ピッツバーグ・スティーラーズのWRマーカス・ウィートン、元テネシー・タイタンズのケンドール・ライト、クルーズの元チームメイトであるルーベン・ランドールを獲得した。

今やベアーズWR陣の競争力は非常に高まっていると言える。そんな中、クルーズがレギュラーの座を獲得できるかどうかは今後のトレーニングキャンプにかかっているだろう。ジャイアンツでは多数の故障に悩まされたクルーズが再起をかけて新天地での活躍を誓う。