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先発争い参戦を熱望するバイキングスRBマッキノン

2017年05月30日(火) 12:34

ミネソタ・バイキングスのジェリック・マッキノン【AP Photo/Andy Clayton-King】

ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンが、移籍してきたラタビアス・マレーと新人のダルヴィン・クックによるRB先発争いに待ったをかけた。

マッキノンは『St. Paul Pioneer Press(セントポール・パイオニア・プレス)』に対して「俺をその争いから外すな。(先発出場は)いつも俺の目標だ。俺には競える力がある。自分自身を評価し、彼らと比べてどういう位置にいるのかを見るいい方法だと思う」と語った。

他のRBに比べてマッキノンが勝っているポイントとしてはシステムの知識量であろう。それはおそらく、今年のドラフト2巡目で指名されたフロリダ大学出身のクックとの闘いで有利になるはずだ。先シーズンのマッキノンはキャリアハイとなる539ランヤード、2タッチダウンをマークしている。

マッキノンを担当する個人トレーナーのジェームズ・クーパーは来たるシーズンに向けて同選手が約5kgの筋肉を増量し、今まで以上のスピードをつけていること、体が最高の状態にあることを明かした。そして、まだその詳細はつまびらかにされていないが、マッキノンは秘密のトレーニングを行っているという。

「(秘密トレーニングの)具体的な内容は語れない。ファイターが世界に対して事前にゲームプランを開示することはない。さもなければそのゲームプランは崩れてしまう」とクーパーは述べた。

今やバイキングスのデプスチャートはほぼ固定されたようにも思われるが、少なくとも1人の選手はまだあきらめることなくチャートのオーダー上昇を目指して秘密特訓を行っている。