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各チーム最新情報:ベアーズQBサンチェスが負傷、ラムズはQBトンプソンと契約

2017年05月31日(水) 12:33


シカゴ・ベアーズの本拠地ソルジャー・フィールド【Aaron M. Sprecher via AP】

5月ももうじき終わりを迎える中、バックアップクオーターバック(QB)たちの動向でさえも見出しをにぎわせる頃となっている。

メモリアルデーの週末が終わり、複数のQBに関係するニュースが入ってきた。

現地30日(火)シカゴ・ベアーズは当初、新加入のビクター・クルーズのためにロースターに空きを作ろうとQBコナー・ショーをウェイバーにかけたと発表。新人のミッチェル・トゥルビスキーとマイク・グレノンが先発QBの座かけて争うとの見方が強く、マーク・サンチェスの控えとして4番目のQBは必要ないようにも思われた。

しかしながら、火曜日のOTA(チーム合同練習)中にサンチェスが膝を負傷。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもので、サンチェスの負傷は深刻ではないとのことだが、同選手が復帰するまでの間はショーがチームにとどまることとなったようだ。後にチームはコナーのウェイバー申請を取り消している。

先シーズンのショーはプレシーズンで足を骨折してレギュラーシーズンには出場できなかった。25歳の同選手はクリーブランド・ブラウンズのドラフト外新人として2014年に先発出場が1度だけある。ここ2年間、プレシーズン中のショーはポケット内での素早いパスや機動性で光るものを見せてきた。

ベアーズは結局、クルーズの登録に向けてワイドレシーバー(WR)ジャジュアン・シールズを放出している。

【その他、30日までに判明している各チーム最新情報】

1. 昨年8月にACL(膝前十字靭帯/ひざぜんじゅうじじんたい)を損傷したベテランQBのサド・ルイスが検査をパスした。先シーズンはサンフランシスコ・49ersと契約していたものの、プレシーズンの第1試合で膝を負傷。29歳のルイスは7年のキャリアで6試合の先発出場を経験している。49ersと契約を結ぶ前までにロサンゼルス・ラムズ、クリーブランド・ブラウンズ、バッファロー・ビルズ、ヒューストン・テキサンズ、そしてフィラデルフィア・イーグルスを渡り歩いたルイスは、ベテランQBを欲する球団からのオファーを市場で待つこととなる。

2.いまだ契約のないコリン・キャパニック。現段階で最も可能性が高いのはシアトル・シーホークスでエースQBラッセル・ウィルソンのバックアップを務めることだ。キャパニックは先週中にシーホークスを訪問しているものの、いまだ契約を結んではいない。

3.デトロイト・ライオンズが正式に元ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)マット・アシアタの獲得を発表。

4.ピッツバーグ・スティーラーズはセーフティ(S)デイミアン・スタッフォードとロングスナッパー(LS)キャメロン・カナデイの獲得を発表した。

5.ロサンゼルス・スタジアムは第3のQBとしてディラン・トンプソンを獲得している。

6.バイキングスは今ドラフト第3巡目のセンター(C)パット・エルフレインと契約を結んだことを明らかにした。

7.ニューヨーク・ジェッツはWRクリス・ハーパーと契約を結び、タイトエンド(TE)ブレイドン・ボウマンをウェイバーにかけた。

8.ブラウンズはラインバッカー(LB)クリスチャン・カークシーと4年の延長契約を結んだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、この契約はおよそ3,800万ドル(約42億1,000万円)におよぶとのこと。