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WRマクリンがビルズ訪問、次はレイブンズか

2017年06月07日(水) 11:04


ジェレミー・マクリン【Scott Boehm via AP】

現在はフリーエージェント(FA)となっているワイドレシーバー(WR)ジェレミー・マクリンによるチーム訪問スケジュールが明らかになってきた。

現地6日(火)にバッファロー・ビルズが口火を切り、今週後半には“おそらく”ボルティモア・レイブンズがマクリンの訪問を迎えるようだ。これはバッファローを拠点とするポール・ペック記者が伝えたもの。過去2シーズンをカンザスシティ・チーフスでプレーした29歳のマクリンは先週末に同チームから突然の解雇を告げられていた。

前記2チームの名前が浮上したのは当然の事と言える。ビルズに所属する同選手の元チームメイト、ルショーン・マッコイは既に2014年のプロボウラーであるマクリンのビルズ入りを支援している。かつては攻撃陣の中核を担ったサミー・ワトキンスとも少しばかり距離を置いている現在のビルズは、WR陣の人手不足を解消したいところだろう。

ビルズは元ワシントン・レッドスキンズのリターンマンであるWRラシャード・ロスも獲得している。

一方のレイブンズもまた、ビルズ以上にWR陣に実力のある選手を欲しているチームだ。現在レイブンズで攻撃コーディネーター(OC)と務めているマーティ・モーンヒンウェグはかつてマクリンがフィラデルフィア・イーグルスに在籍していた時代にその攻撃陣の指揮を執っていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは5日に放送された “Up To The Minute Live(アップ・トゥ・ミニット・ライブ)”で、4チームあるいは、5チームが本格的にマクリン獲得に動くだろうと語った。『ESPN』のアダム・シェフターは6日、クリーブランド・ブラウンズとイーグルスがベテランWRの獲得に興味を示しているようだと伝えている。

全員参加型のミニキャンプが始まる直前のこの時期に30歳以下の才能豊かな選手が市場に現れたとなれば、事態は急速に動くはずだ。

先シーズンは12試合で536ヤード、44キャッチ、2タッチダウンをマークしたマクリン。ここ2年間における成績は2,406ヤード、172キャッチ、18タッチダウンだった。