現地6日（火）、アリゾナ・カーディナルスとニューイングランド・ペイトリオッツが8日まで開催されるミニキャンプを開始した。NFLの各チームはこの3日間のキャンプに選手全員を参加させることが義務付けられている。

オフシーズンワークアウトの第3フェーズに実施される同キャンプではベテラン選手たちにも参加義務がある。これはリーグの包括的労働協約に基づいて定められたものだ。この第3フェーズではまだコンタクトのある練習は許可されていないものの、7対7、9対7、11対11といった実戦向けの練習をすることが可能だ。

同キャンプには契約下に置かれている全選手が参加を求められ、不参加の選手にはチームの裁量で罰金が科される（テンダーにサインしていないフランチャイズタグを付与された選手に対しては契約下にいないため、罰金は科されない）。同協約によると、この制裁金はキャンプ欠席、もしくは、許可のないキャンプ離脱の日数によって1日ごとに増額する仕組みとなっている。3日間のキャンプを全て欠席となれば合計8万405ドル（約880万3,000円）が、初日のみの欠席であれば1万3,400ドル（約146万7,000円）が科される。

前記2チーム以外の30チームは来週に同キャンプをスタートさせる。