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ラムズQBゴフ、「攻撃戦術は全て把握済み」

2017年06月20日(火) 10:48


ロサンゼルス・ラムズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Elaine Thompson】

昨オフシーズン、当時はまだルーキーであったロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフの頭は混乱状態に陥った。

あれから1年が経過し、新人ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイの下、ゴフに関してはかなりの改善を果たしているとのレポートが見られるようになった。

ゴフに対してマクベイHCは先日、チームの攻撃陣はミニキャンプ終了前に95%程度の攻撃パターンをインストールしたと伝えている。この数字が本当であれば、ゴフは7月後半から始まるトレーニングキャンプでスムーズに実戦的な練習を開始できることになる。

『ESPN.com』を通じてゴフは「全ての戦術は理解できているし、今のところは全部吸収できているとはず」と明かし、さらに同選手は昨年よりも“断然早く”チームの戦術を理解できているとも語った。

2016年はNFLの中でもワーストクラスのパフォーマンスを見せたゴフ。先発した7試合ではパス成功率54.6%で、パス成功の平均ヤード数は5.3ヤード――30アテンプト以上を記録したQBの中で最低の数字――を記録してしまった。また、7回のインターセプトに対して5タッチダウン、26サック(1試合平均は約4サック)に終わっている。

スムーズなハドルが行えなかった昨季のゴフはディフェンスの意図をくみ取るのにも必死の様相を呈し、大学とプロとのレベル差に圧倒されたようにも見えた。これ以上悪くなりようもないシーズンを過ごすこととなった同選手も2年目を迎えた今シーズン、チーム戦術への理解度を深めていないはずはない。

マクベイHCが率いる新生ラムズの下、ドラフト1巡目指名権を行使してまで獲得した2年目のゴフにはそろそろ輝きを見せてもらいたいところだ。