現地22日（木）、ヘッドコーチ（HC）アンディ・リードとの契約を延長したカンザスシティ・チーフスがジェネラルマネジャー（GM）のジョン・ドーシーと袂を分かつと発表した。

チーム会長兼CEOのクラーク・ハントが発行した声明によると、チーフスは2017年に契約最終年を迎えるドーシーに延長の意向がないことを伝えたといい、次のように述べている。

「検討の結果、今、袂を分かつことが彼にとってもチームにとっても最善だと考えた。難しい決断ではあったものの、ジョンには他の可能性を探る機会となり、われわれにとっては来るシーズンに向けた準備を継続するチャンスとなる。この4年半に渡るジョンの仕事に対して、私も家族も本当に感謝している。今後の彼の活躍を祈る」

今のところ、チーフスは後任について明言していない。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、ハントは今後、候補者と面談していくとのことだ。

チーフスを去ることになったドーシーは「この4シーズンに渡り、チーフス王国の一員として過ごすチャンスを与えてくれたクラーク、ハント家の皆さま、チーフスファンの皆さまに感謝したい」と語った。

「このチームは今後に向けて素晴らしい立ち位置にいると思っている。リードHC、選手たち、組織全体の今後の活躍を願っている」