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プレー向上には「大人になることが必要」とパンサーズQBニュートン

2017年06月28日(水) 13:05

カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Bob Leverone】

今オフシーズンのカロライナ・パンサーズはエースクオーターバック(QB)であるキャム・ニュートンへの負担を減らそうとチーム改革に取り組んできた。

リハビリ中のニュートンはチーム公式サイトのビル・ボースとのインタビューの中で、全てのプレーメイクを自分だけが担う必要はないと認めている。

「常にプレーメイクすることが自分の仕事ではないと自覚しておかなきゃね。他の選手にもその機会を与えることが重要で、まだまだ子どもじみた自分にとってはそれが一番難しい。だからこそ、自分の周りにいる仲間をもっと心から信頼することが何よりも大切なんだ。信頼し、自分の役割を認識することで仲間にもチャンスが増え、彼らも集中して自分の役割をこなせる」

今季のパンサーズはニュートンのランを制限し、なるべく同選手にはボールを保持させない戦略を練っている。この戦法を実践すべく今ドラフトではランニングバック(RB)のクリスチャン・マカフリーとワイドレシーバー(WR)のカーティス・サミュエルが指名された。

今季のニュートンはキャリアでも最も多様性のある攻撃陣の中でプレーできそうだ。

ニュートンはボースに対し、「カーティスやクリスチャン、そしてその他にも、この攻撃陣には頼もしい仲間が新たに加わった。次は俺の番。自分の役割に徹することを忘れてはならない。仲間にパスした方が良かった場面もたくさんあったことは知っている。大人になることが必要なんだ」と語った。

肩の故障から完全に復帰したニュートンがフィールドに戻ればチームのオフェンシブラインがさらに活性化するのは間違いない。2017年、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区の厳しい戦いを勝ち抜くのは成長したニュートンがけん引するパンサーズなのかもしれない。