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カーディナルスQBパーマー、将来の決断は今季終了後に

2017年06月29日(木) 09:33


アリゾナ・カーディナルスのカーソン・パーマー【AP Photo/Jae C. Hong】

今ドラフトでクオーターバック(QB)の指名に失敗したアリゾナ・カーディナルスはチームの将来を現エースQBであるカーソン・パーマーの身の振り方に委ねている。

現地27日(火)、近年は毎年のように引退を考えているという37歳のパーマーは、過去3年連続で妻に“今年が最後のシーズンだろう”と告げていたことを明かした。

パーマーはチームの公式サイトを通じ、「でも、彼女は俺の言葉をかたくなに信じなかったけどね」と語っている。

今季もカーディナルスはプレーオフ進出の有力候補として挙げられている。パーマーがベテラン勢中心となったチームをスーパーボウルへと導くことになれば、その名前は殿堂入りの討論に組み込まれるはずだ。

スーパーボウルでプレーする機会が訪れれば、もう一年キャリアを延長し、再度チャンスをつかみたくなるのではないだろうか。

パーマーは「試合の全てが好き。辞めたくはないんだけどね。シーズン終了後までは待ってみる」とコメント。

オールプロのワイドレシーバー(WR)、ラリー・フィッツジェラルドとほぼ時を同じくし、パーマーも自身の引き際を本気で考える時期に差し掛かっている。この2人のスタープレーヤーのキャリアは今シーズンの結果次第なのかもしれない。

パーマーはこのようにも語っている。

「キャリアの後半ともなれば、切迫感はつきもの。最後の年がいつになるかなんて分からないんだ」

今シーズンのパーマーとフィッツジェラルドが年間を通して健康な状態でプレーし続ければ、2018年にも2人の姿をフィールド上で見ることになるだろう。