インディアナポリス・コルツの大黒柱であるクオーターバック（QB）アンドリュー・ラックに関する最新情報が入った。

地元紙『Indianapolis Star（インディアナポリス・スター）』によると、現地の子どもたちを集めたイベント『Change The Play program camp（チェンジ・ザ・プレー・プログラム・キャンプ）』を開催したラックは現地27日（火）、記者に対して「かなり順調。週ごとに良くなってきている。まだスローイングは開始していないが、もうじきその段階に入る」と語ったようだ。

質問セッションの開始時、記者から長期間スローイングができずにフラストレーションがたまっているのではと問われたラックは「ご機嫌斜めになるわけない。最高の晴天じゃないか」と答えている。

見るからにラックの調子は良さげだ。オフシーズンに入ってからチームのトレーニングアクティビティやミニキャンプにはいまだ参加していないものの、チーム側にも本人側にも一切焦る様子は見られず、驚くほど温和な雰囲気が保たれている。ラックがどの時期にフィールドに復帰するのか定かでなない現状、同選手に関するニュースが大見出しになることもない。

ニューオーリンズ・セインツの大エースQBであるドリュー・ブリーズと同様に、守備陣の貧弱さが有能なQBを潰しているコルツ。新たに就任したジェネラルマネジャー（GM）クリス・バラードはこの守備陣の強化を目下の命題としている。インディアナポリスが守るべきエースはもうじき帰ってくる。