過去3年間で2人目となる女性オフィシャルが誕生する。

リーグは現地29日（木）、テリー・バレンティをNFL史上初の女性インスタント・リプレー審判として採用したことを発表。この動向は『The Sporting News（ザ・スポーティング・ニュース）』のアレックス・マーベスによって今年3月に報道されていた。

バレンティはフットボール界で幅広い経歴の持ち主であり、過去5年にわたってNFLのインスタント・リプレー部門に所属している。同部門で働きだす前、バレンティは2009年に今はなきユナイテッド・フットボール・リーグのプロゲームで初の公式戦オフィシャルを務めたほか、2015年にもアリーナ・フットボール・リーグでオフィシャルに選出されている。

バレンティは審判部門の女性レフリー、サラ・トーマスと共にフットボール界をさらに盛り上げていくことになる。トーマスは2015年に女性初のフルタイム審判としてNFLに採用され、フットボール界への女性進出の礎（いしずえ）を築いた人物だ。

先シーズンにオンフィールド・オフィシャルとして活躍した17人は今シーズンもその全員がジャッジを務める。また、今年のオフィシャルには新たに8人の新人が加わる予定だ。