ラムズ元HCフィッシャーがチームに解雇を伝える動画が公開される
2017年06月30日(金) 12:29ラムズがチームの本拠地をロサンゼルスへと移転した1年目は4勝12敗と無残なシーズンを送った。
先シーズン、ランニングバック(RB)のトッド・ガーリーは思うような成績を残せず、新人クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフが期待を大きく裏切った結果、シーズン終了を待たずしてヘッドコーチ(HC)のジェフ・フィッシャーはリーグを去っている。
時に過去を振り返ることも重要だろう。現地30日(金)から『Amazon Prime(アマゾン・プライム)』にて1年間を通して先シーズンのラムズの舞台裏を撮影した『All or Nothing(オール・オア・ナッシング)』という番組がストリーミング可能となっている。
この番組には昨季の第14週、42対14と大敗したアトランタ・ファルコンズ戦後にそれまでHCを務めていたフィッシャーがコーチ陣を集めて自身の解雇を伝えるという衝撃的な場面も収録されている。
リーグの公式『Twitter(ツイッター)』アカウントを通して一部を見ることができる。
「ジェフ・フィッシャー:“残念だが、今週末から私はいなくなる・・・私は解雇された” 6月30日(金)からアマゾンにてストリーミング可能」
"Unfortunately, I won't be there this weekend… I was just fired." – Jeff Fisher
Stream @allornothingtv: June 30th on @AmazonVideo. pic.twitter.com/nCdHLhngVd
— NFL (@NFL) 2017年6月29日
このショートムービーの中でフィッシャーは感情を抑えながらもこのように語っている。
「残念だが、今週末から私はいなくなる・・・私は解雇された。このチームのため、私のために君たちがしてくれたことやその忠誠心に心から感謝している。期待に応えられなかったとしたら申し訳ない。君たちが私をがっかりさせたことはなかった。毎日必死に頑張ってくれてありがとう」
チームとしての機能を失っていた2016年のラムズは見るに堪えないシーズンを送った。このオール・オア・ナッシングという番組は今後、ラムズにとっては忘れることのできないシーズンを映し出しいくことだろう。