シアトル・シーホークスのクオーターバック（QB）ラッセル・ウィルソンは現地5日（水）、元チームメイトのジェイク・ヒープスと共に『Russell Wilson Quarterback Academy（ラッセル・ウィルソン・クオーターバック・アカデミー／RWQA）』を立ち上げたと発表した。

ウィルソンは高校時代、ルイジアナ州で開催されていた『Manning Passing Academy（マニング・パッシング・アカデミー）』に参加した経験がある。NFL入りを果たして以来、マニングのアカデミーにならって1日のパッシング・キャンプを行ってきたウィルソンが、より長期的な試みに乗り出したのが今回のRWQAだ。

同選手は『Twitter(ツイッター)』を通して新アカデミー設立を宣伝している。

「@RWQBAcademy！　洗練されたトレーニングを世界中の若きQBたちに。 @jtheaps9と一緒にこのキャンプで皆に会えるのを楽しみにしているよ」

『ESPN.com』のシェイル・キャパディアに対してウィルソンは「俺たちが考えていたのは、子供たちにクオーターバック（QB）の動きをごく高いレベルで継続的に指導することだった。1日だけのキャンプではなく、トレーニングレッスンや1対1でのレッスン、プライベートセッション、フィールドでのトレーニング、国中から集められた優秀な子どもを集めたエリートキャンプ。それに、授業形式のトレーニングだ」と語り、次のように続けた。

「子どもたちを座らせて、試合の中での重要な局面におけるいろいろなカバレージ、パターン、そして、考え方を教えていきたい」

このRWQAには10歳から22歳までが参加可能で、参加費用はコースによって125ドルから300ドル（約14,000円から34,000円）となっている。