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タイタンズQBマリオタ、大型契約が期待されるも将来については考えず

2017年07月07日(金) 14:21


チームへ指示を出すテネシー・タイタンズQBマーカス・マリオタ【AP Photo/James Kenney】

先日、ついに年俸2,500万ドル(約28億3,100万円)のクオーターバック(QB)が誕生したものの、これによって年俸3,000万ドル(約34億円)のQBが近い将来に現れる可能性も否定はできなくなった。

『Oregon Live(オレゴン・ライブ)』が論じるに、テネシー・タイタンズのQBマーカス・マリオタがその数字を達成する最初のプレーヤーとなる確率が最も高いようだ。次を予測する能力に長け、サイドでのタイミングの取り方に抜群のセンスを持つマリオタは、同チームがオプションを行使する2019年を前に超大型契約へとたどり着くのだろうか。

驚くことではないが、同QBが将来的な超大型契約の可能性について言及することはほとんどなかった。マリオタはハワイの地方番組『KHON-TV』の中でこのように語っている。

「どんな競技でも、プロスポーツ選手にとってそれはコントロールできない問題だ。つまり、最良の契約のためには良いプレーをして良い成績を収めなくてはならない。来年のシーズンやその先のシーズンについては考えられない。今年の第1戦に集中する必要があるし、自分がチームにとってベストな選択肢であり続けたい。もし全てが自分の理想通りにいけば、契約は後からついてくる。ナッシュビルが大好きだし、このチームはすばらしい組織だと思っている。これからもずっとここにいられたら楽しいはずだ」

2014年のドラフト指名選手の中からはすでにデレック・カーが超大型契約を結んだ。2015年のドラフト上位選手の中からはマリオタとジェイミス・ウィンストンの2人がどういった契約を結ぶのかがメディアにとっての最大の焦点となる。QB市場の高騰に期待が集まる中、マシュー・スタッフォードのような確立したQBたちが最初にその恩恵を受けると見られるが、大抵の選手が新人契約の5年目オプションを行使することになるだろう。

マリオタとウィンストンにとって一息つく時間はまだある。ルーキー契約がまだ残った状態で団体交渉をせずに大型契約にこぎつけた QBたちがいることを考えると、来シーズンに良い結果を残すことで2人が平均年俸より高い年俸で契約する可能性は高まるはずだ。