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コルツがWRグリフィーを故障者リストからウェイバーへ

2017年07月10日(月) 10:38

トレイ・グリフィー【AP Photo/Darron Cummings】

インディアナポリス・コルツでのワイドレシーバー(WR)トレイ・グリフィーのキャリアは本格的にスタートすることのないまま幕を閉じた。

同チームは現地7日(金)、MLBで殿堂入りを果たしたケン・グリフィーJr.の息子であるグリフィーを故障者リストからウェイバーにかけた。これを通過すれば、グリフィーはフリーエージェント(FA)選手となる。

コルツがアリゾナ大学出身のグリフィーをドラフト外で獲得してから2カ月後、同選手はFA選手に戻ることになりそうだ。

同大学でも故障の多かったグリフィーがフルシーズンを戦い抜いたのは4年間でわずか2シーズンのみ。405ヤード、31パス、1タッチダウンをマークした2014年の大学2年時がカレッジキャリアでのベストシーズンだった。

多数の故障によって大学では思うようなキャリアを積むことができなかったグリフィー。プロの世界でもまた、野球場で活躍した父と同様の道を辿る上で、故障が障害になるかもしれない。