「QBロジャースは45歳までプレー可能」と語るトニー・ロモ
2017年07月13日(木) 13:07グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディのすごさについてトニー・ロモが語ってくれた。
元ダラス・カウボーイズのQBであり、現在はテレビ局『CBS』で解説者を務めるロモは、2人とも現役続行可能だと述べている。
現地12日(水)に放送された『NFL Network(NFLネットワーク)』の番組“Total Access(トータル・アクセス)”の中でロモは「アーロンは類まれなる才能の持ち主だと思う。このリーグの中では長期間にわたって特別な選手だ。彼ならやりたいだけやれるはず」と語った。
一方で、ブレイディが50歳までの現役を希望していることについても触れ、ロモは両スターQBにその可能性があることを示唆した。
「(アーロンには)その才能と能力がある。QBが40代にもなれば普通は足や腕が動かなくなるもの。過去に比べてボールに伸びがなくなってくるんだ。以前までは何ともなかったヒットでさえも食らいたくなくなる。かつてとは体の状態が違っているんだ」
「トムに関しては逆の現象が起こっていることには皆も気付いているだろう。彼の精神面がそうさせているんだ。NFLにいる他のQBたちと比べてもトムの投球は何も劣らない。アーロンもまた、自身が望めばトムと同じような事をやれる選手だ」
惜しまれながらもNFLのフィールドを去った37歳のロモ。間違いなくロモも現役を続行できた選手だったが、40歳――ましてや45歳――を過ぎた選手がNFLで活躍できると主張するのはさすがに厳しいのではなかろうか。
ペイトン・マニングが急激に衰えを見せたのも自然の摂理だった。食事からトレーニング方法にまで細部にわたって気を配るブレイディには少しずつその効果が表れているのかもしれない。しかしながら、ブレイディやロジャースがいったいいつまでプレーできるのかどうかは誰にも分からないことだ。
われわれがロモの引退から受けた教訓は“プラン”はいつでも急に変わりうるということだ。