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ペイトリオッツ入りをためらわなかった元ジェッツLBハリス

2017年07月17日(月) 09:40

ニューヨーク・ジェッツのデビッド・ハリス【Ric Tapia via AP】

ラインバッカー(LB)のデビッド・ハリスは先月6日(火)、ミニキャンプ開始のわずか1週間前にニューヨーク・ジェッツをリリースされた。そして、ハリスがジェッツを離れてから2週間後、ニューイングランド・ペイトリオッツが2年契約を結んだ。10シーズンをジェッツで過ごしたとはいえ、ハリスがペイトリオッツ入りをためらう要素は一つもなかったようだ。

現地15日(土)に放送された『woodtv.com(ウッドtv.com)』の中でハリスは「ペイトリオッツからオファーをもらって、ほぼその場で彼らの仲間入りすることを承諾した。すばらしい組織だ。NFLの中でも最高のチーム。このチームの一員になれるなんて光栄じゃないか」と語った。

2007年にドラフト2巡目で指名されたハリスはジェッツのミドルLBとして常にチームの中心的存在だった。彼が過去8シーズンで試合を欠場したのはわずか1度で、その安定感は群を抜いていた。ハリスは33歳となった先シーズンでさえもチーム最高の62タックル(ソロ)を記録している。

ファンの間では昨年10月15日時点でハリスの移籍はささやかれていた。もしハリスに選択権があったとすれば、10年間を過ごした“ギャング・グリーン”の一員としての引退を希望したに違いない。

「ジェッツからリリースされた時はかなりショックだった。本当はそこでキャリアを終えたかったんだ」

ハリスはそうコメントを残している。