トレーニングキャンプを目と鼻の先に控えたクリーブランド・ブラウンズは現地23日（日）、セーフティ（S）ジャブリル・ペッパーズとの新人契約締結を発表した。これでチームは大成功を収めたとも言える今ドラフトで指名した選手全員と正式に契約を交わし終えたことになる。

ディフェンシブエンド（DE）マイルズ・ギャレット、タイトエンド（TE）デイビッド・ジョクらはすでに契約済みであったため、ブラウンズの新人としてはペッパーズが最後にサインを交わした形だ。

セーフティ（S）として全体25位の指名を受けたペッパーズではあるが、ヘッドコーチ（HC）ヒュー・ジャクソンは今年の春先、攻撃面でも同選手を起用する可能性があることを明かしていた。

当時、同HCは「彼は真のフットボール選手。とてもダイナミックな選手だ。守備の面で期待しているのはもちろんだが、彼には攻撃時にも役割を与えたい。全く問題ないはずだ」とのコメントを残している。

ペッパーズの契約が完了した今、まだ契約を締結させていない今ドラフト1巡目指名選手はサンフランシスコ・49ersのDEソロモン・トーマス、テネシー・タイタンズのワイドレシーバー（WR）コーリー・デイビス、そして、オークランド・レイダースのコーナーバック（CB）のギャリオン・コンリーのみとなった。