マイアミ・ドルフィンズがコーナーバック（CB）アルタラウン・バーナーの獲得と首を負傷したラインバッカー（LB）コア・ミシの故障者リスト入りを発表した。

2014年にタンパベイ・バッカニアーズと大型契約を結んでいたバーナーだが、今年2月には同チームからリリースされていた。2015年にはベンチを経験することも多く、昨年には完全に先発としての職を失うなど、過去2年間は苦しいシーズンが続いている。

ドルフィンズが手を差し伸べるまではどのチームからもオファーが届いていなかったバーナーには、先発のバイロン・マックスウェルやザビエン・ハワードに次ぐバックアップの役割が任されるだろう。

何にせよ、ドルフィンズのCB陣は立て直しが必要であることは否めない。

一方で故障者リスト入りが決まったミシは今シーズンの閉幕を待たずして7年を過ごしたマイアミを去ることがほぼ決定したと言える。状態が回復に向かえば、ドルフィンズは故障和解金と共にミシをリリースすることが予想される。30歳のミシは2018年にフリーエージェントとなる予定だ。

ドルフィンズ守備陣の中ではバックアップとしてそのタフさを売りにしていたものの、ここ数年間はその健康状態に不安を抱えることが多くなっていたミシ。先シーズンは3試合のみの出場にとどまり、16試合に出場した2010年のルーキーイヤー以来、全試合に出場した記録はない。

同チームは今ドラフト2巡目で指名したLBレイクワン・マクミランの活躍に期待を寄せている。