元QBビックがチーフスでコーチングインターン
2017年07月26日(水) 12:56元クオーターバック(QB)のマイケル・ビックは先月、いつかはNFLのコーチ職に就きたいとの願望を明らかにしていた。そんなビックに対し、元コーチがその夢を叶えるために少しばかりの助け舟を与えている。
ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードの下、現在のビックはインターンコーチとしてカンザスシティ・チーフスのトレーニングキャンプで働いている。
チーフス専属記者のBJ・キッセルが『Twitter(ツイッター)』にビックの写真を投稿した。
There's a familiar face helping #Chiefs QBs at camp this year.
Michael Vick is one of Andy Reid's coaching interns.
More on this later. pic.twitter.com/cTlpQBGYvo
— BJ Kissel (@ChiefsReporter) 2017年7月25日
「今年のキャンプでは見慣れた顔がチーフスのQBたちを指導している。今、アンディ・リードのコーチングスタッフの中にはインターン生としてマイケル・ビックがいる」
現役時代のビックは闘犬賭博への関与が発覚して逮捕された後、2009年から2012年までをリードが率いるフィラデルフィア・イーグルスで過ごした。
NFL史上最も優れた能力の持ち主ともされたビックは先月、コーチングの際には他のコーチとは違った考え方を伝授することが可能だと語っていた。『ESPN』のアダム・シェフターに対して当時のビックはこのように発言している。
「自分はフットボールを教えることが心から好きなんだと思う。何年もかけて、たくさんの偉大なコーチから多くのことを学んできた。この蓄積した知識を他に伝えない手はない。高校生に教えるにはちょっと難し過ぎるかと思う・・・いちいち全部をかみ砕いて説明する必要はないが、難しくなり過ぎないよう注意すること。それは分かっている」
「カレッジレベルか、もしくは、プロのレベルの選手であればこの考え方は伝わるはず。詳細まで理解してもらえるはずだ。コーチとして一生懸命に働くこと。それが俺の望んでいることだ」