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ジェイ・カトラーが引退撤回、ドルフィンズと1年11億円契約

2017年08月07日(月) 04:01

シカゴ・ベアーズのジェイ・カトラー【AP Photo/Seth Wenig】

ジェイ・カトラーが戻ってくる。

現地6日(日)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは34歳のカトラーが引退表明を撤回し、テレビ解説者としての道を引き返してマイアミ・ドルフィンズと1年契約を交わしたと報道。

ラポポートが“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニング・キャンプ・ライブ)”の中で伝えたところによれば、カトラーの契約はインセンティブ付きの1,000万ドル(約11億0,500万円)相当と見られているという。NFLネットワークのトム・ペリッセロはインセンティブが最大で300万ドル(約3億3,100万円)に上ると報じている。

この契約により、クオーターバック(QB)を務めるカトラーはかつての攻撃コーディネーター(OC)アダム・ゲイズと再びタッグを組むことになる。共に戦った2015年シーズン、カトラーはキャリア終盤の再生を果たし、強力な形で復調を遂げた。

ラポポートはエースQBライアン・タネヒルの膝の故障がシーズンを棒に振る可能性が発覚した後、ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)であるゲイズがカトラー復帰を真剣にプッシュしたと伝えている。

タネヒルについては膝の手術を受けるかどうか、まだ正式には判断が下されていないが、カトラー獲得の動きがいくらか状況を物語っているかもしれない。ドルフィンズは1年前、タネヒルとマット・ムーアのコンビネーションでプレーオフに進出しており、カトラーの加入によってロースターは勝利を得られるに十分と言えるようになっただろう。