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レッドスキンズTEリードが開幕戦出場に自信

2017年08月07日(月) 13:33


ワシントン・レッドスキンズのジョーダン・リードとダラス・カウボーイズのバイロン・ジョーンズ【AP Photo/Michael Ainsworth】

ワシントン・レッドワシントンのタイトエンド(TE)ジョーダン・リードがシーズン第1週の先発出場に自信を覗かせる発言をした。

長引くつま先の負傷によってこれまでの全てのキャンプを欠席しているリードはいまだ故障者リスト上に登録されているものの、レギュラーシーズンの開幕までには間に合うとの楽観的な姿勢を崩していない。

リードは『ESPN.com』を通じ、「全く問題ない。もうじき復帰する」と語っている。

レッドスキンズの専属記者であるジョン・カイムが過去にも指摘していたように、こういった些細な負傷が副次的な負傷を生み出すことは多い。実際、この夏のリードはつま先の痛みによって普段とは異なる動きをしていた結果、足首にも痛みを感じるようになったことを明かしている。つま先の痛みが消えない限り、攻撃陣の核ともなる選手が時期尚早に練習を再開する意味はない。

昨季のリードは足を負傷しながらも686ヤードで66キャッチ、6タッチダウンを記録しているが、2015年に残した952レシーブヤード、11タッチダウンという記録をリード本来の数字であると認識しておくべきだろう。フリーエージェントでデショーン・ジャクソン、ピエール・ガーソンを失ったレッドスキンズがリードまでをも不在にして開幕戦に望むことは何としてでも避けたいところだ。

レッドスキンズが望むのは同選手がシーズンを通して持続的な好パフォーマンスを発揮することだ。ヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンはこのような発言を行っている。

「ドクターたちによる診断結果からすれば、ジョーダンはシーズンの開幕までには間に合いそうだ。だが、本当にどうなるのかは分からない。その時が来るのを待つのみ。時折、思うようにいかないこともある。とは言え、私は彼が間に合ってくれると信じている」

故障した選手の復帰時期に関しては本当に予想が難しく、タイムテーブルの作成は時に困難な作業であることは否めない。

【現地6日(日)までに判明している各チーム故障者情報】

1.レッドスキンズのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ドクトソンがハムストリングを負傷。オフェンシブタックル(OT)トレント・ウィリアムスは腹部の打撲により練習を欠席。

2.足の専門医を訪ねていたバッファロー・ビルズのOTコーディ・グレンが練習に復帰。足首を捻挫(ねんざ)したWRサミー・ワトキンスは練習を回避している。

3.カロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)キャム・ニュートン(肩)がサイドライン際で軽いスローイングを行った。同選手はキャンプ開始日以降のドリルでスローイングを行っていない。

4.カンザスシティ・チーフスのTEトラビス・ケルシー(膝)は練習を回避。先週金曜の練習でケルシーの膝には腫れができていた。ベテランセーフティ(S)のエリック・ベリー(かかと)とラインバッカー(LB)デリック・ジョンソン(アキレス腱)も練習を欠席している。HCアンディ・リードによると、これらの選手の負傷は深刻なものではない模様。

5.先週土曜に首を痛めたニューヨーク・ジェッツのWRクインシー・エヌンワはいまだ同箇所の診断を受けている。

6.先週の練習で肩を負傷していたフィラデルフィア・イーグルスのWRアルション・ジェフェリーが練習に復帰。LBマイチョール・ケンドリックス(大腿四頭筋・だいたいしとうきん)とランニングバック(RB)ドンネル・パンフリー(ハムストリング)もまた練習に戻っている。

7.腰を負傷したボルティモア・レイブンズのQBジョー・フラッコに関するタイムテーブルは未定。

8.身体検査に合格し、練習参加が可能となったジャクソンビル・ジャガーズの新人フルバック(FB)マーケス・ウィリアムスは故障者リストから外された。