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ファルコンズ、RBフリーマンが脳震とうプロトコル入り

2017年08月15日(火) 10:54


アトランタ・ファルコンズのデボンタ・フリーマン【AP Photo/Lynne Sladky】

現地13日(日)、アトランタ・ファルコンズのランニングバック(RB)デボンタ・フリーマンが練習中に脳震とうに似た症状を発症した。ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは月曜日、脳震とうプロトコル入りしたフリーマンを今週末のピッツバーグ・スティーラーズ戦から除外する予定であると明かした。

『The Atlanta Journal Constitution(ジ・アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション)』によると、クインHCは「昨日、熱中症か何かかと思ってデボンタを施設内に戻した後、彼は脳震とうと同じ症状があると訴えた。だから、彼を念のため脳震とうプロトコル入りさせた。デボンタが今週の試合に出場することは不可能だ。練習は再開できるかもしれないが、現在のところは安静にしておいてもらう」と話したという。

『ESPN.com』によれば、フリーマンが今後全てのプレシーズンゲームに欠場するかどうかは未定であるともクインHCは明かしたそうだ。

クインHCはこうも語っている。

「デボンタがこのような状態になってしまい非常に残念だ。それでも、チームが前進しなくてはならない中、後はドクターに任せるしかない。今は彼らに託している。どうなるかはもうじき分かるだろう。まだいろいろと想像するには早すぎる。今週は彼を試合から除外するが、その後は未定だ。デボンタをプレシーズン中に多用するつもりはないし、マット(ライアン)やフリオ(ジョーンズ)についても同じ扱いだ。RBの争いは激しいゆえ、タレント揃いの中から次に活躍できそうな選手を決めようと思っている」

クインHCにとってこれはかなり楽な仕事になるであろう。レギュラーシーズン開幕まで残りおよそ1カ月となった今、フリーマンの復帰時期は今やドクターらの判断次第だ。フリーマンとは5年4,125万ドル(約45億4,000万円)の契約を結んだばかりのファルコンズがリスキーなプレシーズンゲームにわざわざ彼を登場させる理由は皆無である。健康な状態であればチームに多大な貢献をするとされる根拠は過去2シーズンで2,135ヤード、22タッチダウンを記録した彼自身の数字にある。

プレシーズンゲームの初戦となった先週のマイアミ・ドルフィンズ戦ではテロン・ウォード、ブライアン・ヒル、ケルビン・テイラーにキャリーの機会が集中した。今週末のスティーラーズ戦、彼らには初戦以上に多くの仕事が任されそうだ。