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シーホークスがトレード、イーグルスからOLトビンを獲得

2017年08月22日(火) 09:52

フィラデルフィア・イーグルスのマット・トビン【AP Photo/Matt Rourke】

オフェンシブライン(OL)の補強が急務とされたシアトル・シーホークスがトレード市場で新戦力を獲得した。

フィラデルフィア・イーグルスとのトレードを成立させたシーホークスはOLマット・トビンと2018年ドラフト7巡目指名権を獲得し、イーグルスに対しては同年ドラフト5巡目指名権を譲渡した。

これは現地18日(金)に行われたミネソタ・バイキングス戦でACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷したシーホークスのレフトタックル(LT)ジョージ・ファントに今シーズンの終了が告げられたことを受けての動き。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、チームは21日をフルに使ってトレード相手を探していたようだ。

シーホークスにはジャクソンビル・ジャガーズからカットされたばかりのオフェンシブガード(OG)ブランデン・アルバートや元ニューヨーク・ジャイアンツのオフェンシブタックル(OT)ウィル・ビーティ、さらには、所属先であるヒューストン・テキサンズと反りが合わないTデュアン・ブラウンらが選択肢にある中、イーグルスに在籍していたトビンを選択した。

シーホークスのデプスチャート上、トビンはLTとしてリース・オディアンボーに次ぐ位置につけるが、トビンが2016年ドラフト3巡目で指名されたオディアンボーと激しい先発争いを繰り広げる可能性は高そうだ。NFLネットワークのマイク・ガラフォロが指摘するように、複数ポジションをこなすトビンがシーホークスにさまざまな可能性をもたらすだろう。

2013年にドラフト外フリーエージェントでイーグルスに入団したトビンは42試合中21試合に先発出場を果たしているが、昨年は膝を負傷してシーズン後半からは故障者リストに登録されていた。