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ジャイアンツWRベッカムが足首負傷で試合離脱

2017年08月22日(火) 12:16


ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/David Richard】

ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムが現地21日(月)に行われたプレシーズン第2週の試合で足を負傷した。

クリーブランド・ブラウンズ戦の第2クオーターで高く浮いたボールをつかもうとした際、ベッカムは対峙したブラウンズのコーナーバック(CB)ブリアン・ボディ・カルフーンから左足に直接タックルを受けた。怒りからヘルメットを投げ捨てたベッカムは自身の足でロッカールームへと下がっている。試合を放送していたカメラがとらえた映像にはロッカールームへと下がる途中、痛みからか左膝を上下にさするベッカムの姿があった。

試合を中継していた『ESPN』はベッカムが脳震とうと足首の負傷との診断を受けたと報じたものの、症状が現れなかったとのことで後に脳震とうの疑いは晴れている。

この後、ジャイアンツは正式にベッカムが足首を負傷したことを発表した。

ただ、今後のプレシーズンでベッカムが登場する可能性はほぼなくなったと言える。ジャイアンツはチーム史上最高とも評されるベッカムをレギュラーシーズンが開幕するまでは絶対安静にさせるだろう。

足首の負傷が長引く可能性は否定できないものの、チームの核となるベッカムのケガが足首の“ねんざ”だけにとどまったことはチームにとって幸いだった。今回のヒットはルール上まったく問題ないものだったが、この下半身へのヒットがベッカムの逆鱗に触れたことは間違いないだろう。